火災の原因と予防方法

更新日:2019年1月16日

火災保険には直接関係しないのですが、火事や火災を起こさないためにできる予防法や防止策などをまとめてご紹介しています。

普段から気をつけているつもりでも、ほんの些細なことが原因で火は発生してしまいますので、できるだけ火災を起こさないように、そして起きても拡大を防げるように対策をとっておきましょう。

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目次

  1. 火災の原因ランキング
    • 放火
    • たばこ
    • コンロ
    • たき火・火遊び
  2. 家庭でできる火災の予防方法
    • 3つの習慣
    • 4つの対策
  3. 火災体験談
    • 戸建ての火事
    • マンション・アパート・集合住宅の火事
    • 工場・店舗の火事
  4. まずは一括見積もりで保険料を比べてみましょう!

火災の原因ランキング

年間5万件もの住宅火災が起きている日本ですが、その主な出火原因を多い順に並べると「放火」「たばこ」「コンロ」「たき火」「火遊び」となっています。これら各原因について、予防策をご紹介したいと思います。

放火

出火原因のランキングを見ると断トツで多いのが「放火」もしくは「放火の疑い」です。

2番目・3番目に多い「たばこ」と「コンロ」が原因で発生した件数を合計しても、放火よりはまだ少ないほどです。どうすれば放火を予防できるのでしょうか。

他人が悪意を持って行うことなので、防ぐことはできないのではないかと思われるかもしれません。確かに、以下にご紹介する各項目と比べると、予防することは難しいです。ただ、仮に放火の被害にあっても損害を小さくすることはできます。

それは「家の周りに燃えやすいものを置かない」ということです。特に軒裏などが狙われやすいのですが、それは軒裏に読まなくなった雑誌や新聞紙などが積んであることが多いからです。言うまでもなくそこに火を付ければ火は広がってしまいます。

また、自動車やバイクなどのカバーに防炎製品を使用するというのもおすすめです。安物のカバーと比べると多少価格は高くなりますが、火が燃え移らないようにするために一定以上の効果があります。

最後に、こちらは空き巣対策にもなるのですが「敷地内に不審者が立ち入れないようにする」というのも重要です。敷地内のセキュリティーサービスや火災検知システムなどの利用も検討してみましょう。

たばこ

たばこの火は小さいですが、寝具やカーテン・衣類などに火を付けるには十分な強さを持っています。

普段家でたばこを吸う分にはさほど問題はありませんが、寝たばこだけは絶対にしないようにしましょう。自分では大丈夫だと思っていても、ついたばこの火が付いたまま眠りに落ちてしまうことがあります。

また、寝たばこ以外に関していうと、灰皿に水を溜めておくのも有効的です。押しつぶすだけでは実は火が完全に消えていないということもありますが、水が入っていればちゃんと火を消すことができます。

コンロ

料理をする際に欠かせないのがコンロです。オール電化の普及で直接火が出ないタイプのものも増えてきていますが、まだまだコンロを使っている家庭の方が多いです。

コンロで最も危険なのが油を使って揚げ物を作っているときです。ちゃんと注意していれば大丈夫ですので、絶対に目を離さないことだけは徹底しましょう。

また、子どもが興味本位でいじって火が出てしまうということを防ぐために、チャイルドロック機能を使うというのもおすすめです。チャイルドロック機能がない場合は元栓を閉めてしまいましょう。

たき火・火遊び

たき火が火災に発展してしまうケースで多いのが、風の影響です。

たき火は屋外で行うものですが、風が強くて火が煽られて建物に燃え移ってしまう可能性があります。ですので、風が強い火には絶対にしないようにしましょう。

また、火遊びにも注意が必要です。大人がちゃんと理解して火を取り扱う分には問題ないのですが、小さな子どもは「火」に興味津々で、ライターやマッチなどを大人に隠れて使うこともあります。

こちらもちゃんと教育をしたり、子どもの手の届かない場所に保管したりすることが必要です。

家庭でできる火災の予防方法

日本には戸建て・マンション問わず、数多くの住宅がありますが、毎年約5万件もの住宅火災が発生しています。そして火災によって命を落とされる方の数は約1千人にものぼります。

「自分は大丈夫」と思っていても、いつ何が原因で火災が発生するか分かりませんので、しっかりと予防・防止のための対策をとっておきましょう。

以下に予防・防止のための具体的な方法をご紹介します。

政府や消防庁からも推奨されていることですので、もしまだ行っていない項目があれば、積極的に行うようにして下さい。火災発生のリスクを低くすることができます。

3つの習慣

まず、「3つの習慣」と題して、3つの予防策をご紹介します。

寝たばこをしない

普段からタバコを吸われている方も多いかと思いますが、布団やベッドで横になりながらタバコを吸うのはやめましょう。うとうととしているうちにタバコの火が布団やカーペットに燃え移ってしまいます。

ストーブ付近に燃えやすいものを置かない

説明するまでもないかもしれませんが、ストーブの近くに衣類やクッション・寝具など、燃えやすいものを置くことは避けましょう。何かの拍子にストーブから周辺のものに出火してしまうということがあります。

コンロから離れるときには火を消す

キッチンで料理をしている最中に、電話がかかってきて、目を離したりしてしまうことも少なからずあるかと思いますが、そのような際には面倒でも火を必ず消してから行きましょう。どんな短時間でも火から目を離してはいけません。

4つの対策

続いて、習慣として行うことではなく、予防・防火の対策としてできることをご紹介します。

少々の費用がかかる項目もありますが、とても高価なものが必要というわけではありませんので、こちらも積極的に取り組むようにしましょう。

住宅用火災警報機を設置する

一昔前までは、設置している住宅の方が珍しかったのですが、平成16年に設置が義務づけられてからは、多くの住宅に設置されています。火災警報機があるとないとでは、逃げ遅れてしまう確率が大きく変わってきますので、必ず設置するようにしましょう。

カーテンや寝具・部屋着などに防炎品を使う

防炎品というと小学生の頃の防災ずきんのようなものを思い浮かべるかもしれませんが、要は火に強い特別な加工がされている品ということです。加工がされているものには防炎ラベルや防炎製品ラベルが付けられていますので、選ぶ際の目安にしましょう。

住宅用消火器を設置する

マンションのような集合住宅であれば各フロアに消火器が設置されているかと思いますが、各家庭ごとに消火器や消火用具を準備しておくようにしましょう。ホームセンターでも購入できますし、オンラインショップでも購入することができます。

近所と協力体制を作る

最近では隣近所に誰が住んでいるのかも知らないという状態も珍しくはなくなってきていますが、万が一でも何かあったときにすぐに連絡が取れるように、近所の方々とも知り合っておきましょう。

火災体験談

実際に火災を体験されたという方々から頂いた体験談をご紹介しているコーナーです。募集をかけたところ、数多くのご投稿を頂きましたので、以下のように種類別に体験談をまとめています。

様々な種類の体験談をご覧頂けますが、どのようにして起きてしまうのか、そしていかに恐ろしいものか、などを実感できるかと思います。

自分自身が原因ではなくても発生してしまうのが火災ですから、普段から火の元には十分に注意を払うようにしましょう。

戸建ての火事

●●2011年の5月の初旬に我が家でボヤ騒ぎがありました。震災があって色々とすることがあり、みんな疲れていたのかもしれません。そんな時に母親が、何を思ったのか油物をしながら外で庭いじりをしてたんです。

朝方、仕事に行く父親を見送った後でした。ちょうどその時私が早起きしてたんです。早朝に起きたばっかりで、ぼーっと台所を見たらオレンジ色の物が揺れていたのです。「何か揺れてるな」と思いながらもパソコンの電源を付けようとした瞬間、「これはやばい!」と気が付きました。

一気に目が覚めた私は台所へ走って行き、消火器を探しました。消火器を探してる間に、母に火事になっていることを大声で叫んでました。消火器は一分ほど探しましたが、母がどこかにしまっていたらしく、すぐ手に取れませんでした。

こういう時の為にわかりやすい場所に置いとかないと…と思いましたが、余計なことを考えている暇はありませんでしたので、その場にあったタオルをすぐに濡らし、揚げ物専用鍋の上に被せ、ガスの元栓を閉めて火を消し、窓を開けました。これでなんとか消火終了です。

消火した後、「何で油物をやる時にその場からどうして離れたの?」と母に尋ねたら、ぼーっとしてたと言っていました。今回はボヤ程度ですみましたが、私が起きていなかったら本当に大きな火事になるところだったと思います。

みなさんも油物やる時は絶対その場を離れないでください。そして、他の家族がすぐにわかる場所、使えるような場所に消火器を置いておく事をおすすめします。事前にみんなで決めておくのも良いと思います。自分だけ消火器の場所がわかってても消火できないからです。これは今回の体験から学びました。

●●住宅用火災警報器の設置が義務付けられました。建物火災の死者の9割が住宅火災によるものであり、原因の5割が逃げ遅れということがその理由です。

煙を感知すると音が鳴る警報器を寝室と階段の壁又は天井に取り付けます。そして、ガスコンロには全口にセンサー(調理油過熱防止措置と立ち消え安全装置)を付けることが義務付けられています。他にもコンロには、消し忘れ消火機能や焦付き消火機能など、火災防止に役立つ機能がついています。

私は幼い頃に、近所の家が火災で全焼してしまったという経験があります。同じ小学校の知り合いの女の子の家だとわかって、すごく怖かったのを覚えています。その女の子はその火事で亡くなってしまいました。翌日学校では全校集会でその話があり、すごく悲しい記憶として心に残っています。

それ以来、火の始末などにはすごく気をつけるようになりました。友人の死はとても悲しいことですが、その子の死を無駄にしないためにも、残された私たちは火災に気をつけて生きていこうとその時感じました。この経験があり、火災警報機も義務づけられる前から自宅に設置していました。

●●ろうそくが原因で風呂場のボヤを経験しているので、ろうそくがとても怖いです。小さな炎ですし、燃えているときの様子からは、火事は連想しにくいのですが、それでも、油とセットになった、むき出しの炎であることには違いありません。

我が家の場合は、風呂場の電球が切れたときに、仕方なくろうそくを使っていたら、その上に脱いだ衣類が落ちて燃え出してしまいました。幸い風呂場という場所だったおかげで、大事に至りませんでしたが、とても怖い思いをしました。

東日本大震災によって原子力発電が止まった影響で、計画停電があったことは記憶に新しいですが、私の町では火事で一人がお亡くなりになりました。真っ暗になった町に、家の燃える炎だけが赤くてなんとも不気味でした。翌日の新聞で、この火事もろうそくの炎から始まったと知ってショックを受けました。

その家に暮らしていた認知症のおばあさんが、ろうそくのついた部屋で一人でいて、倒れたのか、何かしたのか、よく分からないけれど、家族の人が気づいたときにはもう、燃え広がっていたそうです。ろうそくの火は小さな火ではありますが、甘く見てはいけないと思いました。

●●今から20年ほど前、実家の真ん前のおうちが火事で全焼しました。ほんの数メートルしか離れていない火事だったので、とても怖かったです。最初は自宅の二階の窓から火事を眺めていたのですが、さすがに危険を感じて外へ出ました。燃えている家よりも、野次馬の多さに驚きました。

数年後、訳あって実家が引越しをしました。すると、また真向かいのおうちが火事で全焼したのです。私は結婚して家を出ていたので実際には見ていませんが、母はまたしても真ん前の火事にビックリです。「二度も真ん前の家が燃えちゃうなんて」と不安でいっぱいです。二度とも全焼でした。

家が燃えるって凄まじい火の勢いなんですよね。それを二度も間近で見た母。「三度目があったらどうしよう?」「それがうちだったらどうしよう?」と暫らくは落ち着かない様子でした。それほど火事って人の心にトラウマとして残るものです。「消防車を見るとなんか怖いわ」と母は未だに言っています。

●●ある日、ちょうど車を走らせていた道路沿いの住宅地から黒い煙が立ち上っているのを見つけました。不思議に思って住宅地に入っていったところ、まさに火災が起こったばかりの家があったのです。

土曜日の夜、8時頃でしたので近隣の家には明かりがついていて、家の中には人もいるはずなのですが、どのお宅も気づく様子がないのです。私は火事だという事を隣のお宅に知らせ、少し離れたお宅にも消防の連絡をしてもらおうと呼び鈴を押すのですが、出てきてくれないのです。

土曜日の8時といえば、食事も終わりテレビを見てくつろいでいる時間です。お家の中からはテレビの音が聞こえています。何度も呼び鈴を押しましたが何の反応もありません。

大声を出しても飛び出してきてくれる人もいませんでしたが、炎で熱くなったガラスが「バーン」と割れる音が何度かして、サイレンの音が聞こえてきた頃になってようやく少し離れた近所の人が出てきました。

こんなにも周りの家の中の人は気がつかないものなのだと驚き、それ以来、近所の物音には敏感に、サイレンの音がすると近所ではない事を確認するようになりました。

●●私の紹介したお客様で実際に火災に合われて全焼した人がいました。その方が加入していた東京海上日動の火災保険は再調達価額になっていましたので、新築住宅の家の価格分は全ておりました。しかし、隣も全焼させてしまいましたので、そこには住めなくなりました。

更地にして、土地で売りに出しましたが、なかなか売れませんでした。不動産では、火災のあった現場はすごく嫌われます。幸い人は死んでいませんでしたが、結局、最初の価格の半分くらいの価格にしかなりませんでした。火災があった現場は、不動産では瑕疵物件となりますので、相場の半分くらいになるのが現実です。

火災は起こさないに越したことはありません。隣の人とはかなり仲がよかったようですが、火災以降、人が変わったようになったようです。火災は簡単に人の心もかえさせてしまいます。

●●私は一度、家を火事にしてしまいそうになりました。私の実家には古いタイプの卓上コンロがありました。ダイニングの壁に直にガスの元栓が作られていて、卓上コンロはそこから直にホースでガスを取り、火を着けるタイプのものでした。

母に頼まれ、ガスホースをコンロに取り付けたのですが、最後に留めるクリップが少し甘かったのでしょうか。いざ、火を着けるとなんと!ガスホースがクリップごと弾かれるように外れ、先からガスバーナー並みの勢いで火を吹きながらダイニングの絨毯の上に落下したんです!

「キャー!」と叫びながら私はとっさに後ろに飛びのいてしまい、近づくこともできません。その間にも火は絨毯に燃え移り、絨毯からも煙が出始めています。どうしたら良いかもわからず、固まってしまった私をよそに、父が急いで元栓を締め、絨毯をスリッパで踏みつけ、なんとか火は収まりました。

この間1分くらいだったでしょうか。本当に怖かったです。火の勢いの速さと、とっさの時に冷静になれなかった自分。火事の時パニックになる人の心境が良くわかりました。この程度の小火でもパニックになってしまうものなのですね…。

その後、当時加入していたAIG損保の火災保険から絨毯分の保険金を受け取ったほか、そのコンロはすぐに現在のようなカセットコンロに買い換えられ、私も火の取り扱いには細心の注意を払うようになりました。

●●私の体験なのですが、小学生の頃に家か家事になりかけたことがありました。夜中にベッドに寝ていたのですが、寝ながら熱い熱いと思っていて、随分な熱さだったので目が覚めました。やっぱり熱いと思ってキョロキョロしてみましたら、ベッドの枕の横が真っ黒になって焦げていました。

何かな…と思って良く見てみると、当時虫よけにしていた蚊取り線香がベッドに備え付けの棚から落ちていたのです。いつもその棚に蚊取り線香を置いていました。部屋は2階でしたので、慌てて1階にいる家族に連絡をしたところ、皆慌てて水をかけていました。

ジワジワ焼け焦げて、焼ける速度も遅く発見も早かったっため大事には至りませんでした。私も運よくヤケドもしませんでした。しかし、それから1年くらいはずっと家の中が焦げ臭かったです。

勿論それ以降は蚊取り線香はベッドに置いていません。もし発見が遅れていたら…と思うとぞっとします。火気のある物には充分注意しようと思いました。

マンション・アパート・集合住宅の火事

●●私の火災の体験談は、自身に起きた事は無いのですが、道路を挟んで向かいのマンションの火災を目撃しました。その日は仕事がちょうど休みで自宅におり、お昼過ぎでした。何やら外が騒がしいなと思い、道路に面している出窓を開けてみると凄まじい黒い煙が立ち込めていてその光景を見た瞬間、血の気が引きました。

私が気づいた時には消防活動が既に行われていたので、処置が早かった為か、炎が外側まで出てくる程の大惨事には至らず、一時間後には騒ぎも静まっていきました。祖母もそのマンションの正反対の角部屋に住んでいたのでとても恐ろしかったです。

●●住宅火災で発火原別の死者数が最も多いのは、たばこです。私は家で火災予防のために気をつけることとして、以下の取り組みをしています。

  • 警報機を設置する
  • タコ足配線をしない
  • たばこの火の始末をする
  • ガスが消えているか確認する
  • 壁紙やカーテンは防炎のものを使う
  • コンセントの周りに埃がないようにする
  • 電化製品の電源コードは束ねて使わない
  • 遠隔操作でガスを止めてもらえるサービスを利用する
  • 電化製品の利用者登録をしてリコールなどの情報を入手する

火災は本当に怖いです。5年ほど前のことでしょうか。火災現場に偶然遭遇することがありました。丁度、会社からの帰りがけだったのですが、消防車なども来たところで、消防車の消火活動がまだ炎に負けているような状態でした。火災シーンはテレビのニュースなどでよく見かけますが、現実で見ると全然違います。

凄く怖いです。離れていても暖かい空気が漂ってきますし、ニュースなどではかき消されている野次馬の声などもとても鮮明です。火災には出会わないことが一番ですが、今一度、防災意識を高めようと思ったでき事でした。

●●ワンルームのアパートで猫と一緒にひとり暮らしをしていた頃、貧乏で暖房は拾ってきた石油ストーブしかありませんでした。お湯も湧かせるし、夜でもストーブの明かりだけで本ぐらいは読めるのでフル活用。

いつものようにストーブを点けたまま寝ている晩に息苦しくて目が覚めました。喉も痛い。電気を点けると部屋中に煙が蔓延。天井部分の煙はまっ黒で恐怖を憶え「窓を開けよう」と窓に手を掛けると、すでに開いてました。飼い猫が先に部屋から脱出していたのです。窓に鍵をしていなくて良かったとホッとしました。

ひと通り煙を追い出して洗面所で鏡を見るとドリフの爆発コントのように髪の毛爆発、顔中まっ黒の自分がいました。笑い事ではないのですが、不完全燃焼には注意しましょう。あと、この際にアパート契約時に加入していた三井住友海上の火災保険を使うことができ、少額ながら保険金を頂きました。

●●今から30年ほど前のお盆の日の話です。近所で一番仲良くしていた友達が、家族でお父さんのご実家に里帰りをしました。帰ったらまた一緒にラジオ体操に行こうねと約束をして見送った翌日の午前中のことでした。

いつもはとても静かな住宅団地で「大変だ!火事だ」と大人達が大声を出していました。その友達の家から煙が出ているのです。白というよりは灰色の煙がすーっと立ち上る感じで、火がメラメラと燃えているという火事のイメージとは、かけ離れていたことを覚えています。

携帯のない時代でしたが、かろうじてご実家と連絡がつき、友達家族が変わり果てた家にたどり着いたのは翌日のお昼でした。

近所の人々は皆かける言葉がなく、かろうじて「家にいなかったからけが人が出なかったのは不幸中の幸いだ」って話していました。小学校1年だった友達は、焼け跡から出されたものの中から、私が彼女にあげた小さな鏡を見つけ「これは残ってた!」と言って大喜びして周りをほっとさせたのがいまだに忘れられません。

工場・店舗の火事

●●小学校の頃、学校が火事になりました。火事当時は実際に使用していた建物ではなく、古い体育館が昭和の建物として残されていたものでした。普段使われてなく、これからいろいろな展示やイベントの場所として再利用されていくはずでしたが、子供たちの火遊びの失火で燃えてしまいました。

小学校の近くに住んでいたので火事は消防車のレイレンですぐわかりました。みるみる燃えて木造だったので、あっという間に焼け落ちてしまいました。その体育館で実際に入学式や体育の授業を受けたこともあるのでとても驚きました。

●●私は某ショッピングセンター内の店舗でパートとして働いています。先日、そのショッピングセンター内で、ちょっとした火災が発生したのです。最初にサイレンが鳴りました。今までで初めて聞いたサイレンでした。何が起こったのか、知らされないまま、とにかくお客様を避難させるようにしか伝えられず…。

お客様を避難させようとしても、このショッピングモールはとにかく出入り口が多いので、火災が起きた事を知らないお客様は入ってきてしまうし、閉め出しされて、駐車場まで行けないお客様は怒り出すし…。モールのマネージャーさんたちも正しい情報をつかめず、どういう流れで行動するのかわからない様子でした。

あとから聞いたところ、その日は店長さん(ショッピングモールで一番偉い方)と、クレーム処理のエキスパートな方がお休みだったらしく、グダグダの流れになってしまったとの事でした。

結構な頻度で火災訓練や、地震訓練を行っているのに、残念ながら人間はいざとなったら動けないものなのですね。普段、自分がいかに危機管理できていないかを考えさせられるでき事でした。

●●金属製品を加工、塗装する工場で事務をしています。定例として一年に一回、火災訓練や非難訓練を行っています。ある日、火災訓練でしか聞いた覚えの無いサイレンが事務室にまで聞こえてきました。慌てて消火器をつかんで現場に向うと、仲の良い現場班長から塗装部から出火したらしいと聞く事ができました。

シンナーや塗料等、燃えやすいモノがたくさんある塗装部です。火のまわりが速くて、あっという間に屋根を突き抜けて火柱が上がりました。消防車が着くまでも、社員が遠巻きにして消火器を向けて消火活動を行いましたが、火の勢いは衰えません。

実は十年程前にも、同じ塗装部で出火を経験した事があるのですが、実際の大火を経験した事がある人間と、火災訓練しか経験した事の無い人間の差が明確に出ました。火災訓練しか経験した事の無い新入社員等は、火の熱や勢いにあてられてしまって、腰が抜けた様になり使い物になりません。

一方で、ベテランの社員はテキパキと資材の待避や、消火活動の手伝い等を行っています。一部の社員が軽度のヤケドを負いましたが、塗装部の一部を燃やしただけで鎮火する事ができました。ちなみに、この件で発生した被害に関しては会社で加入していた東京海上日動の火災保険で補償してもらうことができました。

●●冬の寒い日だったので、布団の中で丸まって寝ていた私は消防車のサイレンの音で目が覚めました。実家の近くは夜になると車の通りもまったくなくなるようなところですが、夜中なのに車が何台も家の前を通る音も聞こえてきました。

いつもとは全く違う雰囲気だったので完全に目が覚め、布団の中から顔を出すと部屋の窓一面がオレンジ色に光っていました。

何が起こっているのが理解できず、布団から出て窓から外を見てみると、1キロほど離れた場所にある割り箸工場が燃えていました。そして野次馬でしょうか、関係者でしょうか、燃えている割り箸工場の方へ車が何台も向かっていました。

炎はものすごい高さまで上がり、黒い煙が立ちこめていて、怖くて目を離すこともできず、1時間ほど窓から工場が燃えて崩れていく様子を見ていた記憶があります。幸い火災現場は深夜の工場だったので死傷者はありませんでしたが、20年たった今でも「オレンジ色に光る窓」は忘れられません。

●●漏電による電気系統と家電の故障に見舞われたことがあります。漏電を起こした家電店は自分の責任とは言わず、即座に火災保険の申請をと言いました。実際、調査では漏電の原因は配線工事の不備だったのですが、家電店は非を認めないまま、当時加入していた楽天損保の火災保険の給付を先に進めるようにとの一点張りでした。

配線工事には信頼できる業者の中から選ぶべきだと、事故に遭ってみて痛感しています。電気ならば安心だから…と思い込んでしまいがちですが、電気の事故は一瞬にして暮しをストップさせるほどに怖いものです。

また、火災はいつ不祥事で起こしたり起こされたりするか分かりません。油物をつい忘れて家を全焼した友人が居ますが、悲惨なものです。そのほか、地震による揺れから火災が起こり、自宅をまきこまれて半焼した人も居ます。

このように事故というものは不意にやってくるものですから、火災保険や地震保険などには加入しておくべきだと思います。もちろん、普段から火の取り扱いには十分に注意し、そして不審火等にも気を掛けておくことは最低限必要でしょう。

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