火災保険には「建物の補償」と「家財の補償」とがありますが、この「家財の補償」の部分を家財保険と言います。つまり、家財保険とは家財が受けた損害を補償することを目的として作られた保険と言えます。

もちろん家財保険(家財の補償)を付けることで保険料は上がってしまいますが、それでも付けることを強くおすすめします。その理由や家財保険の必要性など、分かりやすく解説していきます。

火災保険との違い

「家財保険は火災保険の一種」です。一種もしくは一部分とも言えます。まず、火災保険の補償対象には次の3パターンがあります。

  • 建物のみ
  • 家財のみ
  • 建物と家財の両方

戸建て住宅や分譲マンションなど、自分で住宅を所有している方は「建物と家財の両方」を補償対象とするケースがほとんどですが、この時の家財の部分にかける保険を家財保険と言います。建物の部分は特に特別な呼び名は付いていません。

また、賃貸住宅にお住まいの場合は「家財のみ」を補償対象とすることがほとんどですが、この場合は「火災保険=家財保険」と考えることもできます。

このように、火災保険と家財保険は混同されやすいのですが、基本的にはほぼ同じものと考えても大丈夫です。建物の補償があるかないかの違いだけで、特約や契約者サービスなども同じ内容のものを利用することができます。

保険の対象となるもの

家財とは言っても色々なものが挙げられます。寝室にはベッドやタンスなど、リビングにはソファーやテレビなど、ダイニングにはテーブルやチェアーなど、とにかく家の至る所に大小様々な家財があります。

家財保険に加入していれば基本的に上記のような家財は全て補償されます。

しかし、注意が必要なのが「1個または1組で30万円以上のもの」です。超大型のテレビや美術品・骨董品・ジュエリー類などがこの条件に該当することが多いです。

「30万円以上のものは全く補償されないのか…」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。ただ、これらの高額なものに関しては別途明記が必要となります。

これらは「明記物件」と呼ばれ、保険証券に明記してある30万円以上の高額な家財については、上限100万円まで補償されます。契約時に明記物件として明記しておかないと、損害を受けても補償を受けられなくなってしまうため、注意が必要です。

ちなみに、明記物件として家の中にある様々な高額なものを挙げているうちに、ついつい忘れがちになってしまうのが婚約指輪です。

30万円を超えるどころか100万円以上するような高額な婚約指輪もありますが、忘れないようにしましょう。

保険金額の目安

家財保険の保険金額目安
画像出典:損保ジャパン日本興亜

「でも、うちはそんなに高い家財はないから必要ないかな…」とお考えになる方も多いのですが、実は高額な家財があまりなくても、細かなものを集めて、その価格を合計してみると、かなりの金額になります。

損保ジャパン日本興亜が家財の総額の目安を発表しています。そちらによると、30歳で800~900万円、30代中盤で約1000~1100万円、40歳で約1200~1300万円、40代中盤で約1400~1500万円、50代以上で約1600~1800万円とのこと。

宝石類などの高額なものが少なくても、食器類や衣類・家具・家電などを全て合算すると、このように非常に高額になるのです。

建物と比較すると少ない数字ではありますが、実際に火災や自然災害の被害を受けて、家財だけ補償を受けられないとしたら、それはかなりの損失になるかと思います。

補償できるのは自然災害だけじゃない!

家財保険では、火災や落雷や台風などといった自然災害によって発生した家財の損害を補償できますが、実は自然災害による損害だけではありません。

カメラを不用意に落として壊してしまった場合や、小さなお子さんがテレビを倒してを壊してしまった場合など、人のミスや過失によって起きた損害も補償できます。

以下の各ページは、実際に家財保険を利用した事例です。様々なケースに対応できるため、便利に活用できます。

家財保険の必要性とおすすめの理由

ここまでお読み頂ければ、家財保険がなぜ必要&おすすめなのか、その理由がお分かり頂けたかと思います。

火災保険(建物のみ)に加入していることで安心している方もいますが、それでは家具などの家財が焼けてしまった場合には補償されません。

家財保険に加入していないと、万が一の時に、建物以外の財産の補償が得られない(=生活を再建するのに十分な補償が得られない)ので、家財保険が必要なのです。

ちなみに、小火のような被害が最小限で収まるケースでも、消防車の防水などにより家財がダメになってしまうケースはとても多いです。

ですので、毎日安心して暮らすために、家財保険にも必ず加入しておくことをおすすめします。

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