津波

更新日:2017年11月22日

2011年3月に起きた東日本大震災で、以前にも増して津波の恐怖を実感させられた方も多いかと思いますが、実は火災保険では津波の被害は免責とされているため、津波のリスクから身を守るためには地震保険に加入しておく必要があります。そこで、今回は地震保険と津波に関するテーマを扱います。

火災保険だけではダメ!

冒頭でも同様のことを書かせて頂きましたが、火災保険では地震に起因する火災や津波などの損害は免責となってしまい、補償してもらうことができません。ただ、だからといって津波による被害には何も対策を取れないという訳でもありません。地震保険に加入することによって、リスクに対応することができます。

地震保険は損保会社と国(政府)が共同で運営している仕組みとなりますので、どちらの損保会社で契約してもその内容は同一です。つまり、どこで契約しても、ちゃんと津波による被害を補償してもらえると言い換えることができます。そのため、「地震保険の比較」はあまり意味がなく、「火災保険の比較」が重要となります。

補償額について

津波によって家屋や家財が被害を受けたという場合は、その被害状況を鑑定人が確認をして、「全損・半損・一部損」という3つのランクに区分します。判定の基準についてはリンク先のページに詳しく掲載されておりますので、併せて参考にして頂ければと思います。

気になる補償額ですが、契約金額もしくは時価の低い方の100%(全損)、50%(半損)、5%(一部損)となっています。基本的には鑑定人による判定が必要となりますが、東日本大震災時のような大規模な津波の場合は、全損地域として認定され、鑑定人による判定不要で、全損と見なされることもあります。

日本で起きた大きな津波被害

津波なんてそうそう起きるものじゃない…と思われている方も少なくないのではないでしょうか。しかしながら、1960年(チリ地震)・1983年(日本海中部地震)・1993年(北海道南西沖地震)・2011年(東日本大震災)と、ここ何十年かで複数回の津波被害が国内で報告されています。

自動車は免責

ここまで、地震保険で津波による家屋や家財の被害をカバーできるという話をさせて頂きましたが、実は自動車は対象外となっています。実際に、東日本大震災で津波による家屋の補償は受けられたものの、流されてしまったマイカーに関しては、全く補償を受けられなかったという話もあります。

当サイトの「地震保険とは」のページでは補償範囲について触れていますが、地震による津波や火災の被害を自動車が受けたとしても、それは補償対象外なのです。つまり、どうあがいても地震保険では自動車の補償はできないということになります。

自動車保険の地震特約

そこで地震保険に変わって、地震による自動車の被害をカバーしてくれるのが自動車保険の地震特約です。特約を付けると保険料が多少上がってしまうため、付けていないという方も多いのですが、「備えあれば憂いなし」の言葉の通り、保険料に無理のない範囲であれば付帯しておくことをおすすめします。

なお、地震特約が付いていない、ただの車両保険では補償は受けられませんので、ご注意下さい。車両保険が付いているのだから何でも大丈夫だろうと思われることが多いのですが、車両保険は地震・津波・噴火・暴動などによって発生した損害については免責となっているのです。

最後に、「地震特約」と簡単に書かせて頂きましたが、損保会社によって表記が異なっています。「地震・噴火・津波危険補償特約」のような形になっているケースが多いです。こちらに関しては詳しくは自動車保険を取り扱っている各損保会社の公式サイトを参考にして頂ければと思います。

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