外出時に置き引きの被害に遭ってしまった際や、ご自身の所持品が破損または汚損してしまった際、火災保険の契約内容によっては補償を受けられるケースがあります。

契約中の火災保険に「持ち出し家財」や「携行品損害特約」などといった項目が含まれていることが必須条件ですが、含まれていたとしても、保険会社の判断によって補償を受けられることもあれば、そうでないこともあります。

万が一、置き引きの被害に遭ってしまった場合、まずは保険会社や保険代理店に相談してみましょう。

体験談

損保ジャパン日本興亜

●●外出中、スマートフォンに電話がかかってきた時のこと。会話に夢中になっていて、トートバッグを地面に置いたままの状態で話し続けていたところ、電話を切った時に荷物がなくなっていることに気が付きました。

あわてて交番に駆け込みましたが、置き引きで盗まれたものが戻ってくることはまずありえないと言われて、絶望した気持ちになったのです。

しかし、その直後、警察官から言われたことにビックリ。「住宅総合保険に加入していたら、補償を受けられるかもしれませんよ」とのこと。

自宅に戻って加入している保険会社に電話したところ、「持ち出し家財」に対しても補償がなされることが分かったのです。

パソコンやスマートフォンは対象になりませんが、私が盗まれたカメラやジュエリーは使った年数に応じて減額されるものの、購入した価格の8割ぐらいのお金が補償されました。

保険会社からは「購入した時のレシートを提出して下さい」と言われましたが、それがない場合も、基本的には補償に応じてくれるそうです。

注意したいのは、こうしたケースで補償の対象になるのは「置き引き」であって、その場を離れてから物を「置き忘れた」ことに気が付いた場合は、対象外になるケースがほとんどということです。

もし、私のような経験をして困った場合は、まずは保険会社に問い合わせしてみることをおすすめします。

●●会社で勧められている3年満期の積立家財保険に加入しています。先日、買ったばかりのカメラを旅行中に落として壊してしまいました。

さっそく補償の対象となるということで、どのような状況で落としてしまったのか、いつ買ったのか、カメラのメーカー名、購入価格、壊れたカメラの写真を提出し、免責の3000円を支払うことにはなりましたが、補償していただきました。

スピーディーかつ的確に対応してもらったのがとてもうれしかったです。きっと、ほかのお客様の満足度も高いと思います。

3年後には満期返戻金もあり、保険料の約92%が戻ってくる計算にもなるので、非常にありがたいですし、ほとんどの会社の同僚が加入しています。

1年毎に契約を1本ずつ増やせるので、3本入っている人は毎年満期返戻金を受け取れて、臨時収入として楽しみにしています。

三井住友海上

●●家財の保険には「持ち出し家財」という意味の分かりにくい特約があります。これは、着ている洋服も、その一つになるのだそうです。

ある日、自転車で大型犬のお散歩をしていた時にグッと引っ張られてしまい、自転車ごと転んでしまいました。その時、仕事の後でしたのでスーツを着たままだったのですが、歩道脇にある植え込みに突っ込んでしまいました。

なんとか脱出することはできたのですが、スーツは汚れてしまいましたし、なにより10cm以上も破れてしまっている事に帰ってから気付きまして、やっちゃったと後悔していました。

この話を仲の良い代理店担当者にしたら、持ち出し家財の補償で保険金がおりるとのこと。すごい特約だなぁと思いました。ただし、まったく同じスーツを探してくださいと言われまして、見つけ出すまで、苦労しました。

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