家庭

更新日:2017年6月25日

日本には戸建て・マンション問わず、数多くの住宅がありますが、毎年約5万件もの住宅火災が発生しています。そして火災によって命を落とされる方の数は約1千人にものぼります。「自分は大丈夫」と思っていても、いつ何が原因で火災が発生するか分かりませんので、しっかりと予防・防止のための対策をとっておきましょう。

火災の原因

詳細な情報に関しては「火災の原因」というページをご覧頂ければと思いますが、年間約5万件も起きる住宅火災のなかで、約1万件の出火原因が「こんろ」と「たばこ」です。それぞれだいたい5千件ほどとなっています。そのほか、原因として多いのは「たき火」「火遊び」「ストーブ」「火入れ」などです。

上記の各項目が、主な出火原因として知られているのですが、実は「こんろ」や「たばこ」よりも多いのが「放火」です。全体の2割ほどは放火が原因とされています。放火に関しては外的要因が大きすぎるので、詳しくは省略させて頂きますが、自宅周辺に燃えやすいものを置いておかないようにしておきましょう。

予防・防止方法

主な原因についてご紹介させて頂きましたが、ここからは予防・防止のための方法をご紹介したいと思います。政府や消防庁からも発表されていることですので、もしまだ行っていない項目があれば、積極的に行うようにして下さい。火災発生のリスクを低くすることができます。

3つの習慣

まず、「3つの習慣」と題して、3つの予防策が提示されています。1つ目は「寝たばこをしない」ということです。普段からタバコを吸われている方も多いかと思いますが、布団やベッドで横になりながらタバコを吸うのはやめましょう。うとうととしているうちにタバコの火が布団やカーペットに燃え移ってしまいます。

2つ目は「ストーブ付近に燃えやすいものを置かない」ということです。説明するまでもないかもしれませんが、ストーブの近くに衣類やクッション・寝具など、燃えやすいものを置くことは避けましょう。何かの拍子にストーブから周辺のものに出火してしまうということがあります。

3つ目は「コンロから離れるときには火を消す」ということです。キッチンで料理をしている最中に、電話がかかってきて、目を離したりしてしまうことも少なからずあるかと思いますが、そのような際には面倒でも火を必ず消してから行きましょう。どんな短時間でも火から目を離してはいけません。

4つの対策

こちらは習慣として行うことではなく、予防・防火の対策としてできることとなります。少々の費用がかかる項目もありますが、とても高価なものが必要というわけではありませんので、こちらも積極的に取り組むようにしましょう。

1つ目は「住宅用火災警報機を設置する」ということです。一昔前までは、設置している住宅の方が珍しかったのですが、平成16年に設置が義務づけられてからは、多くの住宅に設置されています。火災警報機があるとないとでは、逃げ遅れてしまう確率が大きく変わってきますので、必ず設置するようにしましょう。

2つ目は「カーテンや寝具・部屋着などに防炎品を使う」ということです。防炎品というと小学生の頃の防災ずきんのようなものを思い浮かべるかもしれませんが、要は火に強い特別な加工がされている品ということです。加工がされているものには防炎ラベルや防炎製品ラベルが付けられていますので、選ぶ際の目安にしましょう。

3つ目は「住宅用消火器を設置する」ということです。マンションのような集合住宅であれば各フロアに消火器が設置されているかと思いますが、各家庭ごとに消火器や消火用具を準備しておくようにしましょう。ホームセンターでも購入できますし、オンラインショップでも購入することができます。

4つ目は「近所と協力体制を作る」ということです。最近では隣近所に誰が住んでいるのかも知らないという状態も珍しくはなくなってきていますが、万が一でも何かあったときにすぐに連絡が取れるように、近所の方々とも知り合っておきましょう。

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