床上浸水・床下浸水

更新日:2017年7月15日

近年の異常気象の影響か、ゲリラ豪雨や台風などが全国各地で発生しています。そして、床上浸水や床下浸水の被害も多数報告されています。実際に自宅が床上浸水や床下浸水の被害を受けてしまった場合、火災保険で補償することが可能ですが、条件があります。

その条件とは「加入中の火災保険のプランが水害(水災)に対応していること」です。水害(水災)はオプションで付けたり外したりできることが多く、もし付けていないと床上浸水や床下浸水の際の補償は受けられません。

洪水だけが水害というわけではありませんので、川辺にお住まいだとしても、ゲリラ豪雨や台風などに備えて、水害対応のプランに加入されることをおすすめします。

火災保険加入の際には、床上浸水・床下浸水の補償もある火災保険を比較することが大事です!保険料を節約しつつ、補償内容も充実したものを選びましょう。

体験談

損保ジャパン日本興亜

●●3年前に2度のゲリラ豪雨に遭い、ジェットバスの室外機が故障しましたが、浸水による故障の証拠がないと言われ、保険金支払いの対象になりませんでした。その時、証拠になる写真を撮っておけばよかったことを知りました。

その1年後、ゲリラ豪雨で床上浸水しました。今度はちゃんと写真を撮り、鑑定の方に来ていただいて、写真と現場を見ていただき、間違いなく床上浸水と認定され、保険金が支払われることになりました。

その1週間後、再びゲリラ豪雨により床上浸水しました。まさか1週間後にこんなことになるとは思わなかったですし、もう一度鑑定の方に来ていただいても1週間前と同じような被害だったので、保険金支払いの対象にはならないと思いましたが、一応写真は撮っておきました。

代理店の方に連絡すると鑑定の方が来られるとの返事。ゲリラ豪雨は地域周辺みな被害に遭っているので、鑑定の方も忙しく、少し時間がかかりましたが、来てくださいました。そして、1週間前の豪雨とは別のものなので、もう一度保険金が支払われるとのことでした。

1回目も2回目も、鑑定の方は申し訳なさそうに「水害は上限があり、どんなに被害が大きくても限度額までしか支払えない」とおっしゃいました。限度額は1件につき100万円なので、2回分で200万円が支払われました。

床上浸水のために床はボロボロだったので、全部張り替える工事をしましたが、工務店の方に保険金が支払われたことを話すと「よく保険に入っておられましたね」とびっくりされました。

家を買ってローンを組む時、火災保険に加入することは義務付けられていますので、なぜそんなことをおっしゃるのかわかりませんでした。

よくよく聞いてみると、火災保険にはもともと水害の保険もセットされているそうなのですが、20年分の保険料が高額なため、水害の補償は必要ないと、水害を外して火災保険だけにする人が多いのだそうです。

何も知らずに入っていた火災保険で、床上浸水してボロボロだった床はきれいに張り替えることができました。本当にありがたかったです。

もともと自然災害の少ない地域に住んでいますが、そうだからこそ、めったに遭わない災害に遭遇して大変でした。保険金に入ってなかったら、床を張り替えることをあきらめていたかもしれません。

最近、特におかしな気候が続きますので、火災保険にもともとセットされているものはそのままつけておかれることをお勧めしたいと思いました。

日新火災

●●四階建てマンションの四階フロアにもかかわらず、大雨のため床上浸水の被害にあってしまいました。原因は建物の造りにありました。

屋根に溜まる一棟分の雨水が、屋上の樋をつたって、我が家のベッドルームの横についている小さなバルコニーに流れ落ちるという構造になっていました。

予想外の雨量でしたので、小さなバルコニーではすべての雨水を受け止められず、まるで浴槽が満水になり外に溢れ出てしまったような状況でした。雨水はベッドルームのみならず、リビングルームまで水浸しにしました。

事情を知らない階下の住人にしてみれば、天井から水が落ちてくるのを上の階の私が浴槽の水を出しっぱなしにしているせいだと思ったのでしょう。

玄関ドアをドンドンと叩かれて罵声を浴びせられましたが、パニックになっていた私は家じゅうのバスタオルをかき集めて、階下の住人に渡して頭を下げ続けました。

翌日、管理会社と保険会社が現状の確認にやってきました。

最初はマンションの最上階が水浸しになるなんて思いもつかないという様子でしたが、昨日の豪雨は想定外であり、雨水を逃がす方法に問題があるという結論となりました。私に何の落ち度もないことは理解してもらえました。

補償の内容はとても大きなものとなりました。まずは玄関を含むすべての床のカーペットの張替えです。カーペットを張り替えるためウォーターベッドを解体する必要があります。

専門業者さんによる水抜きと解体。張替えが終わったら再び組み立てと水入れ。丸々三日かかりました。雨水で濡れてしまったソファやダイニングセットなどは損害の程度によって、それぞれの補償額が決められました。

たまたま床に置いてあったため、少し濡れてしまったブランドバッグについても補償の対象になりました。20年も前に購入したもので、色あせや擦り傷などもいっぱいついたボロボロのバッグでしたが、なんとこれが一番高額の査定となりました。

一番心配していたのは、階下のお宅に対する補償でした。今回の事は私に責任がないといえども、なんとなくお互いギクシャクした関係になってしまうのを恐れていました。

保険は階下のお宅の損害も対象になるのをきいて安心しました。保険会社の方が雨漏りの原因をきちんと相手に説明してくださり、損害賠償も支払われたことを後日、私に報告してくださいました。

JA共済

●●数年前にまりますが、局地的なゲリラ豪雨で冠水が発生し、自宅付近一帯が膝あたりまで浸水しました。土地が他より低かったせいか、その影響をもろにうけ、我が家のまわりに水が集中することとなり、床上30センチの浸水被害を受けました。

被害当初は家財保険に入っていなかったことを後悔し、落ち込んでいたのですが、浸水被害でも火災保険の適応があるかもしれないという話を聞き、加入しているJA共済の火災保険に確認の連絡をいれました。

一度現地の浸水被害の痕跡を見させてもらいたいとの回答でしたので、後日に担当者が来られ、現地調査と確認をおこない、壁やタンス等に浸水の跡がありましたので、それを証跡として、保険適応の申請となり、無事保険適応を受けることができました。

電話口の対応から、現地確認に来られた方の対応まで、非常に丁寧かつ親切に対応していただきましたし、保険金がおりるまでも時間がかからなかったので助かりました。

ただ1点だけ疑問点が残ったのは、もし、壁やタンスをきれいに清掃したり、処分していたりして、証跡がみつからなかった時はどうなったのだろう。もしかしたら保険適応できなかったのだろうかと思い、あとで思い返して不安になりました。その辺りも明確にされていると、ありがたく思います。

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