もらい火

更新日:2017年8月3日

もらい火(類焼)とは、隣や近所で発生した火災によって、自分の家も焼けてしまうことを意味します。よその家で発生しているため、自分には全く責任はありませんが、損害賠償を火元の方に請求することができません。つまり、もらい火で受けた損害は全て自己負担となってしまいます。

失火責任法(失火法)という法律によって定められているため、損害賠償を請求できないのはもう仕方のないことなのです。

しかし、だからと言って泣き寝入りしなければならないという訳ではありません。ご安心下さい。もらい火による損害も自分が加入している火災保険で補償をしてもらうことが可能です。

火災保険加入の際には、もらい火の補償もある火災保険を比較することが大事です!保険料を節約しつつ、補償内容も充実したものを選びましょう。

体験談

東京海上日動

●●私は借家ですが一戸建てに住んでいます。木造建築なのと、隣の家との距離がやけに近いので何かあったらと思い、東京海上日動の火災保険と家財保険に入りました。自分が火災保険にお世話になるとは思っても見なかったのですが、保険会社(代理店)の人がいうように、火災保険に入っていて本当によかったです。

実際に燃えたのは、お隣の家でしたが、私の家にも大きな被害がありました。煙によって壁は黒くなったほか、消火活動をする際に大量の水が窓ガラスを割って入りこみましたし、散々でした。結局入り込んだ大量の水で、テレビなどが濡れてしまったのですが、火災保険と同時に家財保険にも入っていたので、何とかなりました。

まさか自分の家ではなく、隣の家の家事でも火災保険と家財保険が使えるとは思っていなかったので、ほっとしました。やはり、何が起こるかわかりません!

三井住友海上

●●火災保険が適用になったのは、妻の実家です。この時は、直接火災になったのではなく、隣家の火事からでした。延焼は免れたのですが、隣家との距離がほんの数メートルの距離だったことから、実家は火事の熱で、窓やベランダが溶け落ちるほどでした。

この時に、町役場からの罹災証明書を発行してもらい、建設会社に修理費の見積もりをもらって、損保会社に保険を申請しました。直接の火事ではなかったので、保険金が出るか義母は心配していましたが、なんとか認められたのか、保険金は出るようになりました。保険金額は約30万円程です。

マンション暮らしの私達の家族も火災保険は加入しているのですが、まさか火災で保険を申請することになるとは、正直、驚きを隠せませんでした。しかし、自ら火事に対する注意も払っていても、このようなケースがあることを知り、保険の大事さを再認識したものです。

火災を起こした隣家は、火災保険に加入していなかったので、後処理が大変なようでした。隣にある実家のみならず、他の家も、妻の実家と同じように、少なからず火事の影響は出てきていましたが、各々が自らの保険で対処していたと聞いています。

一般的な健康保険とは異なり、めったに使うケースは少ないのかもしれませんが、このようなことを考えると、加入しておくことは必須だと思い知らされました。

●●今年になって父が亡くなり、自宅を受け継いだのですが、火災保険に加入するかどうかで迷った時期があります。住宅ローンが終わっていたこともありますが、私は常日頃より火の元に関しての注意を怠ったことが一度もなく、家族にも口を酸っぱくして火の元の安全確認を怠らないように言ってきました。

なので、我が家だけは火事になることがないという自信があったのですが、それでも「地震などの万が一のことを考えて加入しておいたほうがよい」という家族の意見もあり、加入することにしたのです。

私は出来る限り保険料の支払いを安く抑えたかったので、インターネットなどで火災保険の口コミなどを探しながら、納得できる保険会社選びを行いました。その後、口コミの評判が良かった三井住友海上の火災保険と地震保険に加入しました。

しばらく特に何も起こらない日々が続きました。しかしある日のことです。私は休日に家族でドライブに出かけることになり、当然戸締りや火の始末もちゃんと確かめてからドライブに出かけたのですが、ドライブ中に電話があり、私の自宅が火事になっているという報告を受けたのです。

あまりのできごとに動転しかけましたが、とりあえずそのまま自宅まで急いで帰ると、すでに火は消された後でした。火の原因は隣家の火災が原因だったようで、もらい火のため隣家に損害賠償は請求できなかったのですが、火災保険に入っていたおかげで、保険金がおりて、何とかこの先の目処が立って安心しました。

●●当時、一戸建てに住んでいた私の家が、隣の家のボヤで火事の被害にあった時のことをお話します。

我が家は火災による被害を避けるため、火元だけは気をつけるようにと細心の注意を払って生活していたつもりです。とは言うものの、備えあれば憂い無しの精神で、火災保険には入っていました。

我が家が入っていた火災保険は、三井住友海上の火災保険です。火災だけではなく、地震や盗難などのリスクに対しても保険が適用されるということで、セットで加入していました。

火元の原因は、先ほど書きましたように、隣の家のボヤが原因です。冬場ということで、乾燥しているせいだったのでしょうか、どうやらストーブが原因で火事になったみたいで、その火の拡大を止めることができなかったとのことでした。

他所から受けた被害ということで、相手方に賠償責任があると思っていたのですが、自己負担になることを知り、当時は慌てたものです。法律で定められている以上、止むを得ず受け入れなくてはならないとは言え、もしも火災保険に入っていなかったら、と思うとゾッとします。

結局は、火災保険に入っておかげで、もらい火による家の延焼損害に対する補償もしてもらうことになり、いつどこで役に立つのかわからないけれど、とりあえず準備しておいた保険がしっかりと役に立った思い出でした。

損保ジャパン日本興亜

●●損害保険大手の損保ジャパン日本興亜の火災保険に入っています。数年前、自宅の隣家が火事になりました。幸い人的な被害はなかったのですが、隣家は全焼、我が家も隣家に面した側の壁は焼けただれ、窓ガラスは熱のせいで割れてしまいました。

火災保険にあまり詳しくなかった私と夫は、当然、出火の責任がある隣家に弁償してもらえるものだと思っていました。しかし、隣家からは「自分の入っている保険では賠償ができない」との返事。

驚いて、我が家で火災保険の加入をしている損保ジャパン日本興亜の代理店に聞いてみたところ、日本の法律では故意や重過失でなければ、隣家への賠償責任は生じないとのことでした。火災保険の類焼損害補償特約をつけていれば、我が家への損害を補償してもらえるそうですが、隣家に確認したら「特約はつけていなかった」とのこと。

仕方がないので、自分の保険を使って壁とガラスを修復しましたが、やっぱり隣家との間で感情的なしこりは残りました。結局そのご家族はすぐに土地を売りに出して、いなくなってしまいました。

県民共済

●●うちは県民共済の火災共済に入っていますが、旦那の実家の隣家が火事になりました。借家の長屋の昔ながらの家なので、隣の家とは壁一枚で仕切られているような家です。実家から徒歩5分の距離にある私達家族もたまたま休日で家にいました。

「近所で火事があって大変…」と思ったら、実家の隣で、かなりびっくりしました。テレビなどではよく見ますが、実際にこんな経験をすることになるとは…。

火は消防隊の人に消してもらいましたが、すぐ隣ということもあり、かなりの被害がありました。まずは借家てすが、隣からしか消火活動ができないからということで屋根をぶちぬいての消火活動でした。借家だったので家の修繕に関することはすべて大家さんがやってくれました。

でも、家のなかむちゃくちゃで生活できる状況ではありません。そこで活躍するのが火災保険です。火災保険の中に家財保険があり賃貸の場合は家財保険でいろいろなものを修繕したりする時の補償をしてくれました。ちなみに、どれをどの金額まで補償してもらえるのかは、県民共済の担当者が来て見てからになります。

自分の家だけ火事に気をつけていても、隣からの火事でも被害がある場合があります。自分の生活の保障の為にも火災保険は必要だと実感した事件でした。

全労済

●●およそ10年くらい前になりますが、実家がもらい火で全焼してしまいました。原因はカセットコンロの間違った使用方法にあったそうです。あいにくの強風で隣近所10軒くらいが被害にあってしまいました。

出火原因を作った本人は炎上中から姿を消してしまいました。後日、叔父が見かけたと言っていましたが、火災の場合、本人も被災しているため、そして金額的に他の家の補償も行うことができないため、損害賠償責任は免れるそうです。

ここで、火災保険に加入している人とそうでない人で、大きく運命が分かれました。長年加入をしていた方々は割と早めに新しい生活が始められました。近所で新築物件やマンションを購入されていました。うちも全労済の火災共済に加入していましたので、金銭的な負担はありませんでした。精神的な負担は別ですが…。

しかし、火災保険に加入されていなかった方、もしくは中途解約していた方々もおられました。それらの方々については本当に思い出すだけでも胸が痛みます。

ある方は、しばらくは親戚のお宅でお世話になっておられましたが、いつの間にかお姿を拝見しなくなりました。長い付き合いだったので、寂しい別れとなってしまいました。また、ある方は行くあてがないと聞いておりましたが、何処かの施設に入居されたそうです。

財産がよほど豊富にある方以外は、火災保険に加入していなければ思わぬ被害にあった時どうしようもないという現実を目の当たりにしました。火災保険でも共済でも構いませんが、必ず入っておくべきだなと強く思ったことは言うまでもありません。

JA共済

●●8年前の深夜、隣家からの出火による、いわゆるもらい火の被害を受けました。深夜ということもあって、不安な気持ちでJAの開店時間を待ちました。電話で連絡すると、職員さんがすぐに現状を見に来てくださいました。

いったんは消火したように見えたのですが、くすぶっていたようで、最終的には本屋根にぽっかりと穴が開き、全面的に消火の水をかぶることとなってしまいました。

外壁は焦げた状態ではありましたが、形的には完全な形で残っていましたので、どの程度の補償があるのか大変心配でした。ですが、実際のところは、外壁は残っていても屋根が落ちているということで、全焼の査定をしていただきました。

古いタイプの保険では補償額で新しい家を建てるのは大変だということでしたが、数年前に新しく家を建てられるだけの補償額がもらえる保険に入り直していたので、再度住宅ローンを組むような事なく、新しい家を再建することが出来ました。

ほかの保険会社さんは分かりませんが、JAさんの場合、補償額の他に見舞金など、思っていた以上の金額が貰えて大変助かりました。請求手続きもそんなに難しいことはなく、消防署で罹災証明を貰って提出するくらいでだったと思います。

大きな金額なのですが、補償金の支払いが早かったのには驚かされました。再建後ももちろんJA共済の火災共済に加入したのは、言うまでもありません。

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