福井地震

更新日:2017年6月25日

福井地震は1948年(昭和23年)6月28日(月曜日)に発生した、最大震度6・マグニチュード7.1の大地震です。震源は福井県坂井郡丸岡町付近でした。こちらでは実際に福井地震を経験された方々の体験談をご紹介しております。

体験談

●●私の母が話してくれた福井地震の体験談をご紹介したいと思います。福井地震が発生した1948年当時、母は14歳の中学生でした。突然襲った揺れで、家の前に立っている機織り工場の屋根が、将棋倒しのように倒れたのを呆然と見たのが最後、母は逃げることもできず家の下敷になってしまいました。

祖母は村の人たちと畑仕事をしていて、地鳴りを聞き、体でも感じていたそうです。地震発生時は、またアメリカ軍が戦車を使って攻めて来たのではと思い込み、地面にひれ伏したまま、動くこともできなかったそうです。

揺れが収まったあとの村は惨憺たるものでした。戦後の復興間もない市街地も大打撃を受けました。母は、幸運にも火災に遭うことなく、仕事先から駆けつけた父親の奮闘により救い出されました。

下敷になった際、柱から突き出た釘が母の下顎に貫通し、今もその跡が微かに残っています。痛かっただろうと思いましたが、その時は無我夢中で助けを呼んでいたので痛みも感じなかったそうです。さすがに治療を受ける際にはかなり痛みを感じたそうですが、それでも命が助かっただけ不幸中の幸いと言うことができるかと思います。

もし、発生した時に母や近所の人が夕餉の支度の最中だったら、母をはじめ家の中に閉じ込められた人々は生きてなかったでしょう。また、屋根がトタンで軽かったのも幸いしています。大きな地震に襲われてしまったこと自体は、非常に運が悪いとしか言えませんが、このように運の良い偶然が重なったのは奇跡だと思います。

時は流れ、私は阪神淡路大震災を大阪で経験しました。もう、一戸建ての家が倒れるのではと思う程の揺れでしたが、それでも震度4程度だったそうで、母の体験した震度6がどれ程凄まじかったか、想像するだけでも恐ろしくなります。

阪神淡路大震災が発生した直後のテレビ放送を見ていて、どれだけ甚大な被害を受けたのかを知り、恐ろしく思うと同時に非常に驚きました。普段は頑丈そうに見えている建築物や構造物が地震によって、あれほどの被害を受けるなんて言うことを想像することができなかったからです。

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