地震保険

更新日:2017年8月3日

地震保険とは、地震によって建物や家財に損害が発生した際に、その損害を補償するための保険です。

火災保険に加入していないと地震保険には加入できませんが、日本政府が再保険という形で携わっているため、地震保険の部分に関しては保険料も補償も全社同一の内容となっています。

昔は地震保険というものがなく、火災保険しかなかったのですが、火災保険では地震や噴火などの損害は免責事項となっているため、地震の補償を受けることができませんでした。

そんな中で地震が何度も発生し、社会的に地震保険の必要性が訴えられ、ついに1966年に法が施行されて地震保険が誕生したという経緯があります。

このように待望の地震保険ではありましたが、保険料がかかることから加入率はあまり上がりませんでした。その後、1995年の阪神大震災の影響で加入率が多少高まり、更に2011年の東日本大震災の後にも少し高まりました。

ただ、それでも火災保険と比べると加入率はとても低く、現在でも3割未満の加入率に留まっています。

なお、当サイトでご紹介している「火災保険の一括見積もりサービス」を通じて、地震保険に加入することも可能です。地震多発地域でなくても、いつ大きな地震に襲われるか分かりませんので、できれば地震保険にもちゃんと加入しておきましょう。

口コミランキング

前述ならびに後述の各ページでもご紹介しておりますが、地震保険に関してはその損保会社を利用しても同様のサービスを受けることができます。

そして、常に火災保険と併せて加入していることが求められますので、地震保険の比較をするためには火災保険を比較すればいいということになります。

そこで重要となってくるのが口コミです。

自動車保険や生命保険などといった他の保険商品と比べると、ネット上で公開されている口コミの数は少ないのですが、以下に火災保険で人気の損害保険各社から「地震保険による補償」を受けた方々からの口コミをいくつかご紹介したいと思います。

東京海上日動

●●忘れもしない東日本大震災で、我が家も震度6弱の揺れに見舞われました。幸い、沿岸部から遠く離れた丘陵部にあるため、津波の被害は受けませんでした。2日ぶりにマイホームにたどり着くと、家屋は外観に目立った破損はありませんでした。

しかし、家の中に入ると、驚きました。部屋のクロスが、いろんな箇所でバリバリ破けていて、クロスの下地の石膏ボードには亀裂が走っていました。外回りをみると、レンガタイルがところどころ剥がれ落ちていましたが、幸い構造躯体には大きな損害はありませんでした。

まだ、建てて5年の軽量鉄骨2階建てであり、ハウスメーカーの売りも地震に強いということでしたので、損傷があってはたまりません。念のためハウスメーカーに修繕箇所の見積もりを取ってもらったところ、概算で140万円という見積もりにびっくりしてしまいました。

これを全部自己負担ではたまらないと思い、念のため地震保険が使えるかどうか、保険会社に連絡したところ、すぐに査定に来てくれました。やはり査定のプロの視点は違っていて、ベタ基礎の細かいひび割れやレンガタイルの一部が剥離するほどの強い揺れは、一部損壊に該当し、5%の保険金を支払いますとのことでした。

我が家の地震保険は、最大1950万円でしたので、約100万円の地震保険が下りました。差し引き40万円は自腹ということにありましたが、約2/3の代金が地震保険から出てくれて、本当にありがたかったです。

●●2011年の東日本大震災に遭いました。我が家は2008年に新築したばかりで、さすがに新工法と切り土を選んだこともあり、構造躯体はまったく影響はなかったのですが、強い揺れで壁紙が歪んだり、亀裂が入ったりしました。

地震保険が下りる条件は厳しいという噂を聞いていたので、この程度では…と、半ばあきらめつつも、念のため東京海上日動火災保険に電話したところ、「査定します」という返答をいただきました。1週間後に査定に来てくれました。

見られたところのポイントは、意外なところで、基礎部分のコンクリートの細かいヒビと、開かなくなったサッシでした。「こういった箇所は強い揺れがないと被害が生じないので、構造躯体も一定程度の被害を受けたものとみなし、保険料の5%分を支払います」とのことでした。

意外な補償で、正直に言うとびっくりしてしまいました。地震保険に入っていて本当に良かったと思っています。

●●この会社の「超保険」に入りました。火災保険に地震保険をつけてもらいました。その時は、そこまで必要かわからなかったのですが、地震保険を100パーセントつけたものを提案いただきました。

その3年後に3.11の震災が起こりました。津波で家が丸ごと流れました。どうなるのか、保険のことも思いつかない時に、東京海上の方がお電話をくださり、保険が降りること、しかも再建できる金額であることを教えていただき、代理店さまに感謝の思いでいっぱいでした。

隣の家は超保険でなく、半分しか出なかったそうです。代理店選びと、地震保険と火災保険の大切さを知りました。

私たち素人にはなかなか保険のことがわかりません。ただ、きちんと説明し、私たちのことを思って提案してくださる代理店と保険会社を選ぶことが大事ですね。

●●家を建てた時に火災保険と一緒に地震保険にも加入しました。関東でも大きな地震が来ると言われていますし、そうなった時は少しでも補償があるほうがいいなと思い、地震保険にも入ることにしました。

地震保険は、建物のほうには入っていますが、家財のほうはかけていません。この間、更新月だったので、東京海上日動さんから地震保険についてお電話をいただきました。

今の条件だと建物が壊れた時だけの補償なので、家財もかけてはどうかという内容でした。うちは家財はそれほど高価なものはないので、とりあえずはこのままでというふうに答えました。

説明によると、家の外にあって、家とぴったりくっついているものは建物とみなすということでした。

うちの電化製品で一番値段が高いのはエコキュートです。それが地震で壊れたらお風呂が使えなくなってしまいます。ですので、お電話をいただいた時に、エコキュートは建物に入るのか、それとも家財のほうに入るのかという質問をしました。

東京海上日動の方は、エコキュートがどういうものかわからないので、何とも言えないとのことでした。今は建物だけの補償で年間26000円ほどです。これ以上高くなっては困るので、当面はこのままでいいかなと思っています。

東京海上日動を含む【厳選10社】の火災保険&地震保険の一括見積もり!

三井住友海上

●●2011年の東日本大震災の時に地震保険の支払いをうけました。我が家は関東にある分譲マンションで、地震当時は大きな揺れこそあったものの、所有する部屋に大きな被害はありませんでした。ただ、マンション共用部分の廊下に少しヒビが入るという被害があり、管理会社が被害調査をしていました。

後日、自宅に加入している保険会社から電話があり、マンション管理会社からの被害報告があった為、保険金が下りるという内容でした。被害額をマンション持分で割った金額でした。

地震保険は所有する部屋のみに適用されると認識していたため、今回の地震被害は適用外だと思い、こちらから何も動かずにいましたが、保険会社の担当の方が電話口で分かりやすく説明してくれ、煩わしい手続きをすることなく、思いがけず保険金を受け取ることができました。

今回の件で、今後万が一、深刻な被災をした場合でも安心だと思いました。

●●以前に阪神の震災を経験している私は、マンション購入時に夫の地震保険はいらないという意見に反対し、地震保険に入りました。その1ヶ月後に東日本大震災があり、高層階で免震構造なので揺れは長く続きました。壁紙はところどころ切れ目が入ってしまい、破れかけの所もあり、保険会社(三井住友海上)に相談しました。

後日、調査員の方が実際に家の被害を見に来られましたが、この方がとても親切な方でした。部屋全部のチェックをしてまわり、「結構ひどいな~。あ、ここは波打ってるな…」などと、一生懸命にチェックして下さりました。

一通りチェックが終わって書類に書いて手続きをしていると、テレビのNHKで緊急地震速報が鳴り、茨城と東京あたりが真っ赤な地図が出ました。余震で、たしか震度は3でしたが、免震のため船のように揺れてきて、私と主人は思わずヘルメットをかぶりました。

すると、調査員は結構怖くなったのか、「もう一つヘルメットは無いですよね?」と聞いてこられたのですが、残念ながら無いと答えました。揺れが終わると、「これはそろそろ覚悟しないといけないなぁ~」と溜め息まじりでした。

親切で丁寧な調査員でしたが、ユニークな方でした。おかげで後日、保険料の何倍もの金額を受け取ることができ、補修料に役立ち、助かりました。それにしても、やはり地震保険に入ってて良かったと思いました。

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損保ジャパン日本興亜

●●「地震保険に加入していて本当に良かった…」そう思う日が来るとは、思ってもいませんでした。万が一のためにと思って、火災保険と同時に加入したのですが、地震で家を失う確率なんて、火災に比べたらはるかに低いだろうと思っていました。そんな自分の考えを覆されたのが、あの東日本大震災だったのです。

津波の被害は受けなかったのですが、自宅がある地域一帯が地盤沈下を起こし、基礎が歪んでしまったことから壁や柱が一部崩れてしまいました。

住むにはかなり厳しい状態ですが、半損の認定が下りました。受け取った保険金を使っても、元通りにするのは困難です。あの大震災で家を失った方、あるいは私と同じようなケースの方が多くいると思いますが、納得のいく補償を受けられた方は少ないのではないかと思います。

それでも、全く補償を受けられないよりは何倍もましです。補償金だけでは建物を完全に復元することはできませんでしたが、地震保険に加入していなかったら復元のための工事をすることすらできていなかったかもしれません。

●●我が家は、2011年3月11日の東日本大震災の時に震度6の揺れに見舞われました。幸い火災保険と地震保険に加入していたので、保険金が下りました。

保険加入の理由ですが、20年前に家を新築した際に、万が一に備えて入りました。夫が契約者で保険の対象と補償内容を選び、契約をしました。保険会社の担当者は謙虚な感じがして、説明もとても丁寧でした。

私達は、地震で家財保険の保険金が貰えることをしばらくの間、知りませんでした。ある時、夫が仕事先の会社で聞いてきて驚きました。直ぐに夫が連絡を取り、査定の日時を決めて来てもらいました。

2人の鑑定人の男性が訪問してくれ、家の中を説明しながら見て回りました。どういった損害が有ったのか、家財を分類してさらに細かく損害を分類し、査定していました。たまたま地震が有った当時の写真をスマホに残して有り、食器など壊れて捨ててしまった物も有ったので請求に役に立ったと思います。

全て見回りが終わってから、10分位で半損と認定が下りて、被害額が決定しました。私はその場で決まるとは思いませんでした。保険金も10日位で支払われ、思っていたよりも早かったので助かりました。これからも地震はいつ起るか分からないので、継続して加入しています。

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あいおいニッセイ同和損保

●●中越大震災で壁紙が破れ、外壁や土台と上物の家屋が3センチずれたのですが、市の判定は一部損壊でした。大きな窓が数枚破れて、戸が外れてしまい、とても住めないのに…。見舞い金20万ほどを市から戴いていましたが、修理にはもっとお金が必要で、少しずつ揺れるたびに直していくうちに貯金も底をつきました。

震災でこんなに家が破壊されて、住めなくなるとは想像していなかったため、地震保険には入っていなかったのです。

全ての補修がやっと済んだ後に地震保険に入りました。担当の方はとても分かりやすい説明書を3部作ってくれて、相談に来てくれました。パソコンでもわかりやすく説明してくださりました。これでだいぶ気持ちが楽になりました。

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AIU保険

●●東日本大震災の影響で我が家のサンルームを支えている柱に亀裂が見つかりました。公的機関の専門家の診断が必要なので、役所へ出向きました。地震被害の件で…と相談しに行ったら福島の人と間違えられて、東京にも多くの避難している人がいることに、改めて気付かされました。

柱の亀裂は検査の結果「一部破損」という診断が下されました。ただ、柱自体がもうだいぶ古いものでしたので、鉄骨を入れての修復になってしまい、200万円もの修理代金となってしまいました。一部破損だと3割しか保険金は下りません。

修理業者(工務店に頼みました)も保険は3割ということは分かっているので、なんとか少ない費用で押さえようとしてくれましたが、かなりの出費でした。

しかしながら、柱だけの修復ではなく、関連する壁全体も塗り替えたので、前から見るとまるで新築みたいです。ついでなので、保険の対象外ではありましたが木戸や郵便受けも新しくしてしまいました。柱も新しくなって壁も塗りなおしたので、ちょっとしたリフォームみたいでした。

AIU保険を含む【厳選10社】の火災保険&地震保険の一括見積もり!

富士火災

●●宮城県に住んでいまして、東日本大震災で被害を受けました。地震から数日たった頃に不動産屋さんから「保険掛かっていますので保険会社に電話して補償を受けてください」と電話をいただきました。

被害が大きくて、何をどのように請求したら良いのかも分かりませんでしたが、担当の方が大阪支社でしたので、電話でのやりとりで丁寧に教えていただきながら、損害の請求をさせていただきました。担当の方の対応はとても良かったです。

東日本大震災と、その後の本震と同レベルの余震(4月9日だったと思います)の2回分の補償をいただきました。本震の片付けがやっと終わってほっとしていた時の再度の地震でとても疲れました。

2回目の請求の仕方もキチンと電話で教えていただきました。一部損壊の判定で5%の支払いでしたが、とても助かりました。

●●戸建てをマイホームとして購入した際は、実は別の損保会社で加入していましたが、見直しをしてみたら、割高でしたので、そこで知り合いが勤めている富士火災に切り替えることにしました。この時点では、いずれにしても、補償を受けるようなことにはならないと思っていました。

2011年3月、東日本大震災が起きました。幸いにも私の親族はみな無事で済んだのですが、家財を中心に被害が出ました。もちろん被災者の方々と比べるとどうってことのない程度の被害なのですが、知り合いに連絡をすると地震保険でカバーできることが分かり、最終的に十分な額を補償金として受け取ることができました。

富士火災を含む【厳選10社】の火災保険&地震保険の一括見積もり!

セコム損保

●●家を建てて間もない時期に、あの東日本大震災に遭いました。自分は、地震保険に入っている事は分かっていたので、地震があった次に日にセコムに電話しました。しかし、電話は通じませんでした。今となっては、あの状態では電話が繋がらなくとも仕方がないと思いました。電話が通じたのは地震から1週間位過ぎた頃でした。

電話で「どこがどのような状態になったか」を簡単に聞かれ、「実際に家を見に行くのは1,2ヶ月以上先かも…」と言われました。それから1ヶ月が過ぎた頃、1級建築士の方が家を診断しに来てくれました。

まずは屋根から見て、そして外周と基礎を見てから家の中を回りました。いろいろ被害にあった場所を説明したら、建築士の方は分厚いテキストを取り出し、色々と計算していました。自分の家は「一部損」になり地震保険の保険金が下りました。地震保険に入っていて、本当に正解でした。

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地震保険料

地震保険も他の保険同様、保険料を支払うことでいざという時に保険金を受け取ることができるのですが、そんな地震保険の保険料についてご紹介します。なお、具体的な金額をすぐに知りたいという方は、地震保険制度の概要(財務省公式サイト・新規ページで開きます)をご参照ください。

地域による違い

地震保険の保険料の体系は特異になっており、保険料の額が同じように建築された住宅でも、その所在地(都道府県)によって違っています。地震における危険度合いによって、全国を1等地から4等地に区分され、その区分ごとに保険料率(保険金額1千円当たりの保険料の割合)が設定されています。

ちなみに、保険料率が低く保険料の一番安い1等地には、北海道や中国地方の島根県や岡山県、九州地方の佐賀県や鹿児島県、沖縄県などがあります。また、保険料が一番高くなる4等地には東京都、神奈川県、静岡県の3都県が指定されています。

住宅構造による違い

さらに、保険料率は住宅の構造によって木造と非木造(鉄筋コンクリート造・鉄骨造など)の2つにも区分され、木造の方が地震に対して弱い構造なので、保険料が高くなります。

ところで、保険料には割引制度があり、新築の住宅に対する10%割引や、住宅の耐震等級に応じて10%~30%割引などがあります。

なお、地震保険は公共性の高い保険であるため、保険料率は「損害保険料率算出機構」という中立機関が算出し、保険会社各社が共通して使っています。従って、どこの保険会社で加入しても保険料は同額になります。

保険料率は過去のデータ、地域状況、住宅密集度などから損害発生を予測して算出します。等地についても、地震の発生確率、規模、被害程度などの危険度によって4つに区分されています。保険料率や等地区分に関しては、適宜引下げや改正が行われます。

支払額の決定方法

地震保険の保険金の支払われ方にも独特なものがあり、通常損害保険というのは実際の損害額に対する補償として保険金が支払われますが、地震保険の場合は、損害を「全損」「半損」「一部損」の3つに区分して、それに基づいて支払われます。

損害を3つに設定したのは、地震が起きた際には短期間に大量の損害調査を行い、迅速・的確・公平に支払いをする必要があるため、スムーズに保険金の支払いができるようにするためです。

全損の場合は保険金額の全額、半損の場合は保険金額の50%、一部損は5%が支払われます。損害が一部損に満たない時は、保険金の支払いはありません。

なお、地震保険では政府が保険金の一部を負担するシステムになっていますが、1回の地震において、保険会社全社が支払う総支払限度額を5兆円と定めています。

この金額は今、関東大震災級の地震が発生したとしても、個々の保険金の支払いに支障がないように設定された額になっています。万一、総支払限度額を超える損害が起きた場合は、個々の保険金は削減されることになります。

地震保険とは

まとめ

以上の20ほどのページにわたって、地震保険について様々なコンテンツをご紹介させて頂きました。当ページの冒頭にございます通り、日本は地震が頻発する地域であるにも関わらず、地震保険の加入率はまだまだ低い状態です。

2011年3月に起きた東日本大震災を契機に、関心が高まりつつありますが、まだ他の保険と比べると加入されている方の割合はかなり少ないと言えます。建物や家財を地震から守るためにも、ぜひ加入されることをおすすめします。地震保険の口コミや比較ランキングなど、当サイトの内容も何かのお役に立てて頂ければ幸いです。

火災保険の一括見積もり

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